任意整理の手続きの流れ
任意整理を弁護士に依頼した場合、どのような流れで進んで行くのでしょうか。
―任意整理フローチャート
- 【1】弁護士事務所に相談に行く
- まずは弁護士事務所にTELし、予約を取ってから相談しに行きましょう。本当に任意整理がベストなのか、弁護士に判断してもらいます。
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- 【2】債権者への受任通知書の発送
- 「それじゃ任意整理しましょうか」ということになったら、弁護士がサラ金業者に受任通知書というものを送付します。これで今後、業者からの取り立てがピタッと止むことになります。
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- 【3】債権調査
- 弁護士がサラ金業者にTELし、これまでの返済履歴(取引経過)を開示するよう要求します。これになかなか応じない業者がいるので、時間がかかることがあります。
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- 【4】債務確定
- 各業者からの借金がいくらか判明したところで、利息制限法に基づいて引き直し計算をしていきます。返済歴が5〜6年以上だと、この時点で「あ、もう借金ないじゃないですか」といった事が判明したりします。
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- 【5】弁済案の作成
- サラ金業者との交渉を前に、上手いこと行くように、ある程度方針を決めておきます。
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- 【6】債権者との交渉
- いよいよ弁護士が各サラ金業者と交渉を行います。ここで強硬(きょうこう)なサラ金業者がいたりすると、その業者の対応に頭を悩ませることになります。場合によっては任意整理をあきらめざるを得ないことも。
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- 【7】返済の開始
- 無事に各サラ金業者との交渉がまとまれば、任意整理完了です。和解書というものを作成し、約3年間の返済がスタートします。
だいたい上記のような感じで進んで行きますが、弁護士によっては若干異なる場合もあります。